20世紀を代表する理論物理学者、アルベルト・アインシュタイン。世紀の大天才であるとともに平和主義者として、また洒悦な言動と型にはまらない独特の風貌などから、世界中の人々から愛され、尊敬されています。
1905年にアインシュタインが発表した特殊相対性理論は、時間と空間に関する当時の人々の理解に革命をもたらし、世界は「アインシュタイン奇跡の年 1905年」と呼んで、彼の功績を讃えました。
それから100年後、ユネスコでは物理学の重要性と理解促進を図るために、今年2005年を「世界物理年」とし、世界的な活動を展開中です。
また今年は「日本におけるドイツ年」でもあり、様々なドイツ文化が紹介されています。
本展は両キャンペーンの一環として開催するもので、アインシュタインが日本を旅した1922年(大正11年)11月〜12月に焦点を当て、来日の途中の船内でノーベル賞受賞の知らせを受ける瞬間から、大学での講義、記者会見、旅行中の車窓など、象徴的な場面を貴重な記録写真を交えて再現し、当時の日本人や日本文化との交わりを通して、彼の人間性や学術的足跡、さらには政治的姿勢を紹介するとともに、アインシュタインが見た当時の日本を追体験して頂こうとするものです。 |

日本に向かう日本郵船「北野丸」船上の
アインシュタイン夫妻。
提供:杉元賢治(近畿大学教授) |