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私のみつを
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夏のワークショップ

経済人、文化人、芸能人、スポーツマンなど各界でご活躍の方々に、
作品を通じて感じたことをリアルに語っていただきます。
著名人の方々が、相田みつをの作品をどのように感じているのかを、お楽しみ下さい。

 
相田みつをさんへ
加藤登紀子さん

人間だもの」に込められた炎のような思い、好きです。

「人間だもの」に括られる幾つかの言葉をひとつの歌に作曲した時、この言葉に込められた炎のような思いがあることを強く感じました。
とことん優しいけど、心は反骨の人ですよね。
そのままでいいがな」という書も大好きです。かすれた筆の勢いに、この言葉の肯定感の内にも、ただの優しさなんかではない、大きな悲しみと怒りが込められている、と感じるのです。
相田さんに初めてお会いしたのは1990年。「足利の鑁阿寺で歌って下さい」と声をかけて下さった時でした。残念ながらコンサートは実現しなかったのですが、隣の桐生でのコンサートに来て下さりお会いしたのです。
そして、なんとそのあと、浅草の東武電車のホームでばったりお会いして、足利までずっと隣に座って話し込んだことがありました。
その1年後に、亡くなってしまわれた事が、本当に悔しいです。もっともっとお話ししたかった。止めどなく話す事があるような気がするのです。
「人間だもの」という歌の中で語った「いのちの根」や「くるしいことだってあるさ、、」の詩を歌う時、私の胸の内が潤み熱くなるのを感じます。
これからは、この歌を歌うことで、いつでも相田みつをさんに逢える!
それが嬉しいです。

 
しあわせはいつもじぶんのこころがきめる
相沢紗世さん
相田みつをさんの詩に何度救われたことか。
私の部屋には相田みつをさんの詩が3つ飾ってあります。「」と「」は20代の頃、辛くなったり迷いが出たりするとよく読んでいました。それを読むと「何も間違っていない。今こうして壁にぶつかっている事も私にとっては勉強なんだ、ありがたい事なんだ」と素直に思えました。 若い頃はどうしても他人と比べてしまったり、自分に自信を持てなかったりと精神面がまだまだ弱かった私には、この2つの詩は特に心に響きました。
そしてその頃「しあわせはじぶんのこころがきめる」この詩に出会った時は衝撃的でした。何故なら「自分の幸せを他人が決める事ではない」それはすごく当たり前の事で、そんな事を忘れて生きている自分がいたからです。
いつの間にか他人の評価を気にして生きていたのだとハッと気付かされました。それからは自分次第で生き方が変わるし、私らしく生きていこうと思えるようになりました。30代になってからは、自分ときちんと向き合って無理なく楽しい日々を過ごせています。
これから40代50代と年を重ねていく間にもいろんな事があると思いますが、私の心に響いたこの3つの詩はこれからも支えてくれるのだと思います。
相田みつをさんの詩に出会えた事に、心から感謝しています。
 
ともかく具体的に動いてごらん 具体的に動けば具体的な答えが出るから
松岡修造さん

相田みつを先生の詩はどれも大好きなんですが、いま特に「ともかく具体的に動いてごらん 具体的に動けば具体的な答えが出るから」を大切な言葉にしています。僕自身、プロになる前から、この「具体的に動く」ということの大切さを実感し、実践してきたと思っています。無謀だと言われながら、テニスのために柳川高校へいったのもそうですね。
そしていま、世界に通用する若手を育てる活動をもう12年近く続けていますが、錦織圭君をはじめジュニアの選手達とのかかわりを深めていくなかで、この「具体的に動く」という言葉を通して相田先生の精神を伝えていきたいと思っています。
例えば、ジュニアの選手達の技術は出来ています。問題は心。ですから、いきなり自分の思いを英語で1分間でスピーチしてみろ、声を出さなかったら合宿から帰っていい、とやるんです。まだ英語力もありませんから相当なプッレシャーです。でも「I like study.I like tennis」でもなんでもいいわけです。「I like〜」で1分は持ちます。とにかく具体的に動いてみろと。
先生の言葉で気付かされるのは、「なになにしろ」という強制している言葉がほとんどないことです。「できたらいいなあ」「してごらんと」とか、「じゃあ、どうするんですか」と自分自身に向かって問いただしてくるような言葉です。で、自分なら具体的にこう動く、すると答えが出るわけです。
本当に相田先生の言葉が好きで、自分で書き換えて飾っているんです。例えば、「いまここ じぶん」でしたら、「いまここ 修造」という風に。相田先生、許してくれますよね。

2010年5月21日(金) 第24回友の会集いより

 
にんげんだもの
みのもんたさん

私と相田みつをさんとの出逢いは、30年以上も昔のことになります。ある人から飛行機の中で読んでくださいと渡されたのが相田みつをさんの本でした。パッと開いたら、あの独特の字が目に飛び込み、これは読みやすそう。ところが読み始めると、本を読んでいるという感じがしなくなったんです。思わず魅入られてしまう、引き込まれるというのか、言葉の中にいる。
今回「45歳からの青春」と題してお話をさせていただいておりますが、相田先生には「一生勉強 一生青春」という素晴らしい言葉も残しておられる。偶然ですが先生のお言葉とも照応し不思議な感じがします。
私が45歳にこだわるのは、世の中も自分もだいたい分別がついてくる年代。分別、知識と言ってもいいのですが、その知識を次の世代に伝えていくことを考えてもいい年代ではないのかと思うからです。若い人と接していますと、言葉や物事をあまりにも知らなさ過ぎる。45歳を過ぎたら、私たちの豊かな知識や経験を伝えていくことを日々、ちょっと考えていただけたら嬉しい。それが私たち大人のにんげんとしての務めではないのでしょうか。
相田先生の「にんげんだもの」素晴らしい言葉だと思います。私のこんな思いも、この相田先生の言葉の中には含まれている気がしてなりません。

2009年11月26日「相田みつを全貌展」記念講演より
(於)よみうりホール

 
雨の日には雨の中を 風の日には風の中を
島谷ひとみさん

必ずみんなのプライベートゾーンにさり気なく飾ってある、 温かくって優しい…でも、力強いメッセージ。
その字を見た人は私みたいに深く心に刻み込まれてるんだろうな。 一枚の「書」がこんなにもたくさんの人の心の中に入っていくなんて凄いなあ。。。

私が以前から相田みつをさんに抱いていたイメージです。
一昨年前、「相田みつをさんの詩を歌にして唄ってみないか」と言う夢のようなお話を頂き、舞い上がってしまった瞬間を今でも覚えています。聞く所によれば今までたくさんのミュージシャンがそれを望んできたけれど実現しなかったお話と言うではないですか!!
「なぜ私に?」
みなさんもそう思いますよね!?
以前から相田みつをさんのファンだった私。
もう即答でした。
それから改めて相田みつをさんの書を全部読ませていただきました。
ちょうどその頃新しいお仕事に不安を抱えていた私は、自宅で1人 涙しました。
それは、悲しみの涙ではなくなんとも清々しい涙で、次に控えているお仕事が楽しみで仕方なくワクワクしていました。
私は相田みつをさんの書に魔法をかけられたかのように気持ちが変わっていました。
これは、もっともっとたくさんの人に届けたい。
そんな思いでいっぱいになりました。
雨の日には雨の中を 風の日には風の中を
この詩は生前相田みつをさんがもっとも愛した言葉だそうです。
このメッセージを膨らませて歌を唄わせてもらいます。  
その時はその時なりにそれを受け止めて一歩ずつゆっくり前に進めばいいじゃない。雨が降ったら傘をさせばいい、雨が降って植物も育つよ、風が吹いたら新しい種を運んできてくれるよ、って…
こんな大役に緊張している私ですが、精一杯歌に想いを込めて、心を込めて唄わせて頂きます。
この言葉は私の宝物です。

 
一生勉強、一生青春
坂田藤十郎さん

 相田みつを先生が大好きでございまして、相田先生のことを考えない日はございません。出逢いは「一生勉強、一生青春」という言葉でございます。
 私は歌舞伎役者として50年以上もいろいろな役を演じてまいりましたが、そのなかでも近松門左衛門の代表作『曽根崎心中』のお初はなんどつとめたのかわからないほどでございます。昭和28年の初演から、すでに1000回も越え、いつも同じ若々しい娘を演じております。これはよほどの工夫がなければお客に飽きられてしまいます。まさに相田先生の「一生勉強、一生青春」という気持ちがなければとてもつとまらないと、私の中で大切な言葉になっていたわけです。
 そんなある日、その素晴らしい先生の書をお友達からいただき、私の稽古場の入り口かけることができました。稽古に入るたびに、「一生勉強、一生青春」という素晴らしい書を拝見しながら稽古に臨んでいるわけでございます。私の本の書名も『一生青春』とさせていただきました。

 心残りなのは相田先生にお目にかかり、お言葉を交わすということができなかったことです。
 
感動とは、感じて動くと書くんだなあ
藤波辰爾さん
 いままで多くの大切な出遭いというものがありましたが、相田先生の言葉との出逢いも私にとって大切な出逢いでした。
 もう15年以上も前のこと、腰を痛めてリングを降りたことがあります。私たち格闘家というものは、自分の体に過剰な自信をもっており、体の故障というものは皆さんが想像される以上に精神的にもダメージを受けるものなのです。
 その時は非常に落ち込みまして、精神的にもいらだっていました。自分はサイボーグじゃないんだ、やはり普通の人間なんだって。そういう時はちょっとした出来事や言葉などが心にすーっと深く入ってくるんですね。相田先生の書との出遭はまさにそんな時でした。「泣いたっていいがな 人間だもの」。女房に気付かれないよう隠れて涙ぐんだものです。
それからは相田先生の大ファンで、巡業先にも必ず何冊か持って行っていきます。
 好きな言葉は「感動とは 感じて動くと書くんだなあ」。
 この言葉はいまも私の行動の原動力となっています。こういう時代だからこそ、1日に1回でも立ち止まって相田先生の本に目を通す、そんなひと時が必要なのではないかと思っています。
 
枯れたススキがまだ美しい
武田修宏さん
 相田みつをさんの詩は昔から大好きで、部屋のいろいろなところにかけていました。しかしその素晴らしさが本当に分かってきたのは、挫折や苦しみを経験しながらプロとしてサッカーと関わるようになってからですね。自分で読んだり、ファンの方から作品集を頂いたりすると、この言葉は本当にそうだなあと実感され、自分のなかで大切にしています。
好きな言葉はたくさんありますが、「その時の出逢いが人生を根底から変えることがあるよき出逢いを」、「枯れたススキがまだ美しい」が心に浮かびます。
現役を引退後、解説者としてお仕事をさせていただいていますが、これもいろいろな方々との出遭いがあればこそ。サッカーをはじめた小学校以来、本当にいろいろな方との出遭いで今の私がいる、心に染みる言葉ですね。「枯れたススキがまだ美しい」は、スポーツ選手に限らないと思いますが、年齢とともに現役から遠ざかっていく、枯れていくんだけれど、一生懸命であればそれも美しい。この言葉からはそんなひたむきさが感じられて大好きなんです。
 
しあわせはいつもじぶんのこころがきめる
増田明美さん
 私、選手の時も今もなんですが、相田みつをさんの詩が大好きなんです。いま私が一番好きなのは、「しあわせはじぶんのこころがきめる」。
選手の時に好きだったのは「」だったんですね。「長い人生にはなあ、どんなに避けようとしてもどうしても通らなければならない道というというものがあるんだなあ」。
実は今日初めて、相田みつを美術館にお邪魔させていただいたのですが、会場では「」という詩が目に飛び込んできました。「がまんするんだよ、がまんするんだよ、くやしいだろうがね、そこをがまんするんだよ」いいですね。
私、我慢が足りないんですよ。マラソンをするからすごく精神力が強いと思われているんですけれども、実はすぐ弱音をはいちゃったり、人のせいにしてしまったりするキャラクターなんです。
人間というのは誰もが自分という人生の長距離ランナーだと思っています。これからもいろいろ辛いこともあると思うのですが、皆さんも、幸せを自分の心で決めながら、我慢して、お互いに元気に明るく頑張って、自分のゴールに向かうことが出来たらどんなに素敵なことだろうと思っています。
 
「いのちいっぱい」もてる命をいっぱいに使って、あとの人に席をゆずっていきたい
小山内美江子さん
脚本家 / 特定非営利活動法人JHP・学校をつくる会 代表理事
 相田先生の「いのちいっぱい」という詩があります。本当に素敵な言葉だなあと思います。
1990年、ちょうどNHKの大河ドラマ『翔ぶが如く』を書いていた時、最後まで見ると約束してくれていた母が亡くなりました。91歳でした。本当に寂しかった。この年はイラクのフセインがクェートに侵攻した第1回目の湾岸危機勃発の年でもありました。息子は独立していましたし、私は還暦の60歳。さてこれからどう生きて行こうかと思っていた時でしたので、これからは自分の時間と自分のお金は自分のために使おうと考えた矢先の湾岸危機です。私は戦争を経験しています。私でも何かのお役に立てるかもしれないと思ったんですね。気が付いた時はポーンとヨルダンの難民キャンプへ飛んでいました。そして次はカンボジアで学校作り。こうして私の若い人と一緒のボランティア人生が始まりました。
たくさんの素敵な出会いがありました。まだまだ活動は続いていますが、本当に持てる自分の命をいっぱい使って、そしてあとの人たちに席を譲っていけたらなあと思い、いまも新しい出会いを楽しみにしております。
 
過去無量の命のバトンを受け継いで、今ここに自分の番を生きている
有賀さつきさん
 私と相田みつをさんとの出会いは、私が出産をしまして、仕事と子育てで夜も昼もない生活に追われているとき、あるファンの方から贈られた『育てたように子は育つ』という一冊の本でした。一読したところ、身につまされるような内容で、「まず子供を叱る前に自分を叱れ」。親の偏見によって子供がその影響を受けて育つということにはっとさせられました。
 私は何か気に入らないことがあると、「もーッ」というらしいのです。あるとき何かの拍子に「もーッ」と言ったようで、横で1歳の娘が牛のように「もーッ」。夫に、私ってそんなにもーって言うのとたずねると「うん、いう」。これには愕然としました。こうして親の口癖から考え方まで子供に伝わり、影響を与えていくのだなと、反省しました。
 「自分の番」という書も感慨深いものがあります。自分の両親や、その両親、そのまた両親の過去無量の命のバトンを受けついで、20代さかのぼるとなんと100万人になるというのです。そして今ここに自分の番を生きている。私は一人でこの世に生まれたのではない。みんなのお陰で自分の身も心もあるのだ。そしてこの感謝の気持ちを娘にも伝えていけたら、そう思って毎日子育てや仕事に取り組んでいます。
 
しあわせはいつもじぶんのこころがきめる
ビビる大木さん
 相田みつをさんの作品が好きで美術館が銀座にあった頃3、4年前に良く行っていました。2〜3ヶ月に1度くらいかな。その頃は今の様にそんな売れていなくて受付の人にも気づかれませんでした。ちょっとさびしかったですけどね。
 相田さんの作品を見ているとある時は励ましになったり慰めになったり、それから何か行動を起こそうとする時のヒントになったりするんです。僕の好きな作品はたくさんありますがその中で1つ挙げるとすれば「しあわせはじぶんのこころがきめる」です。自分の気持ちの持ちようでしあわせだと思える。良くも悪くもじぶん次第。ことばの中に力強さが感じられるんです。
「美術館が有楽町の東京国際フォーラムに移転して広くなりましたね。所々にベンチがあったり、バーチャルな仕掛けがあったりとたっぷりと時間を過ごせますね。『恋するハニカミ』という番組でデートコースの1つに僕が選んだのですが、若いカップルに是非行ってもらいたいです。」


作品の無断掲載は禁じられています。(相田みつを作品の一部あるいは全部を無断で複写複製(コピー)することは、法律でみとめられた場合を除き、著作者及び
出版社の権利の侵害となりますので、その場合には予め相田みつを美術館 まで承諾を求めてください)  Copyright © MITSUO AIDA MUSEUM
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